音楽教育研究報告 第36号:探究的に音楽を鑑賞し、質的な深まりと自分なりの価値を見いだす授業の研究 〜多様な対話を通して〜
音楽教育研究報告 第36号
探究的に音楽を鑑賞し、質的な深まりと自分なりの価値を見いだす授業の研究
〜多様な対話を通して〜
井上翔太(広島大学附属三原中学校)
2025年12月発行/2026年2月17日発売
A4判/104ページ
本書は、公益財団法人音楽鑑賞振興財団主催「2022年度 音楽鑑賞教育振興 助成研究募集」に入選された広島大学附属三原中学校の井上翔太先生による、2023年度から2024年度の2年間にわたる研究の報告書です。
「探究的に音楽を鑑賞し、質的な深まりと自分なりの価値を見いだす授業の研究 ~多様な対話を通して~」という研究テーマのもと、4つの対話(作品の背景との対話、作品との対話、自己との対話、友達との対話)を通して、「探求的な学習」や「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指した授業研究の成果をまとめたものです。
目次
刊行にあたって
はじめに
第1章 研究テーマの設定の趣旨と研究の概要
1. 研究テーマの言葉の捉えについて
(1) 「探究的に音楽を鑑賞する」とは
(2) 「質的な深まり」とは
(3) 「自分なりの価値を見いだす」とは
(4) 「多様な対話」について
A 作品の背景との対話
B 作品との対話
C 自己との対話
D 友達との対話
第2章 研究の方法
1. 鑑賞の年間指導計画(題材の配列)の工夫
2. 中学校3年間を見通した題材計画の工夫
3. 授業実践とその記録の分析
第3章 授業の実際とその検証
Ⅰ 題材名 オペラ「アイーダ」の音楽の魅力・価値とは
1. 題材設定の背景
2. 題材の目標と評価規準
3. 指導と評価の計画
4. 授業の中における多様な対話の場面
A 作品の背景との対話
B 作品との対話
C 自己との対話
D 友達との対話
Ⅱ 題材名 現代における能の価値とは何か、その魅力に迫ろう
1. 題材設定の背景
2. 題材の目標と評価規準
3. 指導と評価の計画
4. 授業の中における多様な対話の場面
A 作品の背景との対話
B 作品との対話
C 自己との対話
D 友達との対話
Ⅲ 題材名 ソネットと音楽との関連を考えながら、『春』を鑑賞しよう
1. 題材設定の背景
2. 題材の目標と評価規準
3. 指導と評価の計画
4. 題材の前後での生徒の変容
5. 授業の中における多様な対話の場面
B 作品との対話
C 自己との対話
A 作品の背景との対話
D 友達との対話
第4章 研究のまとめ
1. 授業とアンケート調査等の結果と考察
(1) アンケート調査による集計結果
(2) 質的分析ソフト等を用いたワークシート等における生徒の記述内容の分析
2. 研究の成果と課題
(1) 成果
(2) 課題
3. 年間指導計画(鑑賞領域の題材と鑑賞教材曲の配列)
おわりに
引用・参考文献