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音鑑・冬の勉強会2018 報告

講習会名称 音鑑・冬の勉強会2018 「よりよい授業を求めて」
開催期間 2018年12月26日(水)~27日(木)
会場 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
教員免許状更新講習 選択領域12時間 認定

12月26日(水) 1日目

研修内容
  • 講演「よりよい授業を求めて」
  • 講演「授業改善の視点~音楽科における主体的・対話的で深い学び~」
  • 実践発表「学びの質が深まる授業づくり」
  • ワークショップ「音楽のよさや面白さを味わう鑑賞指導」
講師 藤沢章彦 (東京女子体育大学講師/音鑑理事)
臼井 学 (国立教育政策研究所教育課程調査官/文化庁参事官付教科調査官/文部科学省教科調査官)
研究委員
石井ゆきこ(東京都港区立芝小学校主任教諭)
梅宮真里 (福島県福島市立吉井田小学校教諭)
河崎秋彦 (茨城県取手市立取手東小学校教諭)
熊倉佐和子(東京都練馬区立関町北小学校主幹教諭)
館 雅之 (神奈川県横浜市立つづきの丘小学校校長)
勝山幸子 (東京都港区立御成門中学校主任教諭)
高道有美子(東京都八王子市立打越中学校主任教諭)
長者久保希史子(青森県八戸市立中沢中学校教頭)
発表 蝦真理子 (埼玉県日高市立高麗川小学校教諭)
講演「よりよい授業を求めて」


毎年、冬の勉強会は藤沢章彦音鑑理事の「よりよい授業を求めて」の講演から始まります。
今回は「上手い」と「おもしろい」の意味や、その言葉の価値の違いについて、
それらが指導と評価にどう関わっていくかお話しいたしました。

講演「授業改善の視点~音楽科における主体的・対話的で深い学び~」


臼井学調査官に新学習指導要領改訂のポイントについてご講演いただきました。
現行の学習指導要領と新学習指導要領は「お弁当箱がかわっても中身は同じ」など、
わかりやすい例えに受講者も大きくうなずいていました。

実践発表「学びの質が深まる授業づくり」

蝦真理子先生には、日ごろの実践を発表していただきました。

学びの質を深めるために必要と感じていること
①表現と鑑賞の活動を関連させて、学びをつなげていく
②学びをつなげるカギとなる〔共通事項〕を明確にする
③知りたい、見つけたい、できるようになりたいと思わせる発問を試行錯誤する

ワークショップ「音楽のよさや面白さを味わう鑑賞指導」
小学校部会

教材:《ペールギュント》から『朝』
主な研修内容
♪研究委員が提案した事例の体験
♪〔共通事項〕を窓口とした楽曲分析
♪事例を読み取り、主体的・対話的で深い学びについてグループ協議

中学校部会

教材:『交響曲第5番』『越天楽』
主な研修内容
♪音源の比較聴取 ♪指導内容と目標の設定
♪教材分析 ♪批評文について ♪指導展開について
♪事例紹介 ♪評価について ♪指導事項と〔共通事項〕

〈アンケートから〉
  • 「工夫している」「おもしろい」ということは「上手」に結びつくのかということも改めて考えさせられました。それを踏まえて、今後、何を重点的に授業改善しなければならないのかを考えていきたいと思います。
  • 臼井先生のお話はわかりやすく、新学習指導要領では実際にどうなるのかが明確でした。自分なりに考え、具体的に計画を立てて授業を進める自信が戻ってきた気持ちになりました。
  • 蝦先生の実践は、臼井先生のお話を実践されている内容であり、見ている私もワクワクし、身をのり出して話を聞かせていただいた。
  • 1日目のワークショップで他の受講者と意見交換できて、日頃の実践を振り返る良い機会となりました。

12月27日(木) 2日目

研修内容
  • 講演「新学習指導要領の全面実施に向けて~改訂の概要と授業改善のポイント~」
  • 講演「ハイパーソニック効果(超高周波音源)が脳にもたらすもの」
  • 音楽講座「雅楽とその魅力」
講師 藤沢章彦(東京女子体育大学講師/音鑑理事)
大橋 明(前渋谷区立渋谷本町学園統括校長/前全国連合小学校長会会長)
仁科エミ(放送大学情報コース教授)
演奏 伶楽舎
講演「新学習指導要領の全面実施に向けて~改訂の概要と授業改善のポイント~」

大橋明先生には、①社会に開かれた教育課程 ②カリキュラ ム・マネジメント ③主体的・対話的で深い学び、をキーワードに、新学習指導要領のポイントをご講演いただきました。

講演「ハイパーソニック効果(超高周波音源)が脳にもたらすもの」

仁科エミ先生には、我が国や諸外国の音楽には超高周波が含まれているものが多く、人間の身体・脳に良い効果をもたらすなど、計測結果を示しながらご講演いただきました。

音楽講座「雅楽とその魅力」


伶楽舎による、雅楽の演奏を聴きました。
なかなか聴く機会がない生演奏にくぎづけになります。

【演奏】管絃「越天楽」「陪臚」,朗詠「嘉辰」,高麗楽「納曾利急」,舞楽「五常楽急」,管絃「長慶子」


ワークショップでは打ちもの、吹きもの、どちらも体験しました。
特に吹きものは、音を出すのも一苦労です。

〈アンケートから〉
  • 学習指導要領の改訂にあたり、臼井先生と大橋先生のお話は相互に連動したお話で、よく理解できた。
  • ハイパーソニック効果の講演については意外にも興味深い内容でよかった。「直接、明日からの授業にいきる」というものではないが、生活における音楽のあり方や、音環境の大切さなど、子どもと接する際に大切にしたい視点をもつことができた。
  • 雅楽に関しては、自分が演奏することで、曲のきき方、きこえ方が変わったと感じ、子どもたちにもこのような経験をたくさんさせてあげたいと感じました。
  • 雅楽を教えるのに苦手意識があったので、実際の演奏が聴けたこと、楽器を実際に体験できたことがとてもよかった。

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