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音鑑・冬の勉強会2016 報告

講習会名称 音鑑・冬の勉強会2016 「よりよい授業を求めて」
開催期間 2016年12月27日(火)~28日(水)
会場 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
教員免許状更新講習 選択領域12時間 認定

12月27日(火) 1日目

 午前のプログラムでは、冬の勉強会のテーマである「よりよい授業を求めて」を演題として、音鑑理事の藤沢章彦が講演いたしました。次に、文部科学省教科調査官の津田正之先生に、音楽科教育の今後の動向についてお話しいただきました。
 午後は、音鑑の研究委員会から、これまで研究してきたことや、2016年度に研究した「郷土の音楽」の教材化・題材化について報告がありました。その後、研究委員会からの提案として、校種別にワークショップを行いました。
 1日目終了後には懇親会が開催され、講師と受講者が集い親睦を深めました。

研修内容
  • 講演「よりよい授業を求めて」
  • 講演「音楽の授業のさらなる充実 ~今後の動向を見据えて~」
  • 音鑑研究委員会報告「音楽のよさや面白さを味わう鑑賞指導/『郷土の音楽』の教材化・題材化」
  • 分科会ワークショップ「音楽のよさや面白さを味わう鑑賞指導」
講師 藤沢章彦(文教大学講師/音鑑理事)
津田正之(国立教育政策研究所教育課程調査官/文部科学省教科調査官)
音鑑研究委員:
館 雅之   (神奈川県横浜市立高田東小学校校長)
萬  司   (北海道札幌市立澄川中学校主幹教諭)
石井ゆきこ  (東京都港区立芝小学校主任教諭)
梅宮真里   (福島大学附属小学校教諭)
河﨑秋彦   (茨城県取手市立取手小学校教諭)
熊倉佐和子  (東京都練馬区立関町北小学校主幹教諭)
安部文江   (長野県御代田町立御代田中学校教諭)
菅原吏枝子  (宮城県気仙沼市立鹿折中学校教諭)
高道有美子  (東京都八王子市立打越中学校主任教諭)
長者久保希史子(青森県八戸市立中沢中学校教頭)
講演「よりよい授業を求めて」


学習指導要領における「間」の考え方を例に、“よりよい授業を求めて”、
冬の勉強会で目指すものをお話しする藤沢章彦理事。

講演「音楽の授業のさらなる充実 ~今後の動向を見据えて~」


文部科学省教科調査官の津田正之先生には、音楽科教育に関する、
学習指導の課題や教育課程改訂の方向性などをお話いただきました。

音鑑研究委員会報告「音楽のよさや面白さを味わう鑑賞指導/『郷土の音楽』の教材化・題材化」


(左)音鑑研究委員会を代表して、館雅之委員と萬司委員から、
どういう点を大切にして鑑賞指導の考え方を提案してきたか報告されました。
(右)2016年度に研究した「郷土の音楽」から「青森ねぶた祭の音楽」が紹介されました。

分科会ワークショップ「音楽のよさや面白さを味わう鑑賞指導」


小学校分科会では『威風堂々 第1番』を教材に、
〔共通事項〕を窓口とした楽曲分析などを行いました。
中学校分科会は『アランフェス協奏曲』を取り上げました。

〈アンケートから〉
  • 津田先生の講義から、音楽の本質を見失わないよう心掛け、バランス感覚をもって授業にむかわなくてはいけないと感じた。
  • 1人で教材研究するより、いろいろな人といっしょにするほうが、より深められると感じました。

12月28日(水) 2日目

 午前中は、2015年度の「音楽鑑賞教育振興 論文・作文募集」作文・小学生の部で最優秀賞を受賞した児童を指導された山上美香先生による実践報告から始まりました。「鑑賞の学習で大切にしている4つの視点」など、日々の取り組みをわかりやすくお話しくださいました。
 坪能由紀子先生のワークショップでは、即興でリズムパターンを作ってみたり、いくつかの楽器を使ってジャズの即興演奏をしたりしました。
 午後の音楽講座では、河野克典先生による演奏で、日本歌曲とドイツ歌曲を解説も交えながら聴きました。他にも、発声方法を受講者全員で体験するなど、授業に生かせる内容が盛りだくさんでした。

研修内容
  • 実践報告「2015年度 音楽鑑賞教育振興 論文・作文募集 作文・小学生の部入選校 実践報告」
  • お話とワークショップ「鑑賞と音楽づくり/創作を関連させて」
  • 音楽講座「音楽と言葉」
講師 藤沢章彦 (文教大学講師/音鑑理事)
坪能由紀子(日本女子大学教授)
河野克典 (横浜国立大学教授/バリトン歌手)
報告 山上美香 (香川県高松市立香西小学校教諭)
実践報告「2015年度 音楽鑑賞教育振興 論文・作文募集 作文・小学生の部入選校 実践報告」


山上美香先生から、発問やワークシートの工夫など、
細やかな指導の方法を伺うことができました。


授業中のさまざまな工夫や、児童を支援する方法について、
資料を提示しながらお話いただきました。

〈アンケートから〉
  • 実践のすばらしさと入賞作文のすばらしさを結び付けて聞かせていただきました。
  • 鑑賞の学習を充実させるための常時活動の大切さを感じ、ヒントをたくさん頂くことができた。
  • まねしたい内容がたくさんありました。
  • 鑑賞領域を中心に、他領域との深い結びつきも感じられるものでした。
  • 聞いていたみなさんが勇気をもらい、授業を工夫する意欲につながったと思う。
お話とワークショップ「鑑賞と音楽づくり/創作を関連させて」


坪能由紀子先生のワークショップでは、音楽づくりのお話しを聞いたり、
映像を見たり、即興演奏も体験しました。


4人は「ドローン、反復、メロディー、飾り」の役割で、
ジャズの即興演奏をしています。

音楽講座「音楽と言葉」


(左)ペットボトルキャップを使った発声練習の方法。
(右)河野克典先生による歌曲の演奏。圧巻の『魔王』の演奏では、思わず涙する受講者もいました。

〈アンケートから〉
  • 坪能由紀子先生のワークショップでは、自由に表現することの楽しさ、パターンで作る音楽のしくみがよくわかった。
  • 河野克典先生による『魔王』が聴けたこと、すごく幸せでした。生の演奏は迫力がありました。
  • 発声の仕方について授業でも使えそうなことを教えていただきありがたいと思いました。口の中の筋肉をほぐすことの大切さがよく分かりました。

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