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2013年 第11回 新・冬の勉強会 報告

2013年度 第11回「新・冬の勉強会」を平成25年12月26日~27日に開催しました。
122名の先生方にご参加いただきました。ありがとうございました。

今回のテーマは 「よりよい授業を求めて ~指導と評価のポイント~」

この勉強会は、教員免許更新講習に認定されています。

〈アンケートから〉

  • 授業のゴールイメージを明確にするということが印象的でした。
  • 〔共通事項〕を窓口に、ということが、具体的にどのようにすればよいのか、授業の組み立て方から評価に至るまでが見えてきました。
  • 「どの子にも・・・」ということで、支援(フォローアップ)について、具体的なお話が勉強になった。
  • 子どもができなかったときの手立てをよく考えていきたい。
  • 指導と評価の一体化、教材分析と焦点化の重要性が改めてわかった。
  • ややこしい日本音楽全体を、楽しく、わかりやすくお話しいただき、とても参考になった。
  • 目の前で演奏を聴くことができ、楽器の音や余韻に惹きこまれた。

日時・会場・時程

【日時】平成25年12月26日~27日
【会場】国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
【時程】こちらのスケジュールをご覧ください。pdf(PDF:90KB)

内容

I 講演「よりよい授業を求めて」

藤沢章彦(文教大学講師・財団理事)
 「よりよい授業」のための教師の役割を、野球の話にたとえてわかりやすくお話しくださいました。

II 講演「音楽科における授業改善の現状と課題」

津田正之(文部科学省教科調査官)
 指導の充実のために重要な要素を4点を挙げ、各地で取り組まれた研究授業の様子を例に引きながら、具体的にお話しくださいました。

III ワークショップ「指導と評価から考える『よりよい授業』」

 (1)〔共通事項〕を窓口にして楽曲分析、(2)授業展開における支援の工夫 の2つを実際に体験しながら、「よりよい授業」について考えました。ワークショップは4会場で2回行ない、参加者の皆さんには校種を選択し2コマ参加していただきました。

小学校 A:音楽づくりと鑑賞の関連を考えて

 『シンコペーテッドクロック』を教材として、音楽づくりと鑑賞の関連を図った授業について、その考え方と授業展開、支援の方法などを考えました。
石井ゆきこ(東京都荒川区立尾久第六小学校主任教諭)
館 雅之(神奈川県横浜市立綱島小学校副校長)

小学校 B:体の動きを取り入れて

 『白鳥』を教材として、旋律を感じ取る学習について実際に体の動きを取り入れた活動を体験しました。また、体の動きについては、何を表わすのか、〔共通事項〕を窓口に考えました。
江田 司(和歌山大学教育学部附属小学校教諭)
河崎秋彦(茨城県つくば市立二の宮小学校教諭)

中学校 C:ソネットと音楽のかかわりを見直す

 『春』を教材として、音楽の構造を理解して自分なりの価値を考える学習の過程で、知覚・感受がうまくできなかった場合の対応(チェック&フォローアップ)について考えました。
安部文江(信州大学教育学部附属松本中学校教諭)
長者久保希史子(青森県八戸市立三条中学校教諭)

中学校 D:管絃「越天楽」から舞楽まで

 雅楽『越天楽』を教材として、音楽の特徴をとらえて鑑賞する学習において、〔共通事項〕を窓口に楽曲分析し、映像教材についてもその内容を把握して、授業展開と支援を考えました。
勝山幸子(東京都港区立六本木中学校主任教諭)
萬 司(北海道札幌市立柏丘中学校教諭)

IV ワークショップ「鑑賞領域の指導と評価」

 「学習評価の視点を生かした授業の改善の取り組み」として、第1日目のワークショップのもととなる研究委員会の考えについて提案しました。

○〔共通事項〕を窓口にした楽曲分析
  • 教材(楽曲)について分析し、〔共通事項〕を具体的にすることによって、指導も評価もしやすくなる。
  • 指導事項とかかわらせ、時数を考えて絞り込む。そこでは、何を指導するかを明らかにすることが肝心。
○学習活動と評価活動の見通し
  • 学習活動の様子から、わかっていない、できていないと判断した場合は、適切な支援が必要になる。
  • 出口(評価)を考えると入り口(ねらい)と通り道(指導法)が明確になる。子どものゴールの姿を具体的に考えることで、指導と評価が一体となった授業が展開できる。

館 雅之(神奈川県横浜市立綱島小学校副校長)
吉川武彦(福島県鮫川村立青生野小学校教頭)
萬 司(北海道札幌市立柏丘中学校教諭)

助言 津田正之(文部科学省教科調査官)
 以上の提案について、教科調査官の津田正之先生から助言をいただきました。

V 音楽講座
「日本音楽の不思議」

田中健次(茨城大学教授)
 日本の音楽各ジャンルがどのように生まれ・発展 し、また、それぞれがどのようにかかわってきたのか、日本の伝統音楽の全体像をわかりやすくお話しいただきました。

「箏・尺八・三味線の多様な魅力を聴く」

滝田美智子(箏奏者)
素川欣也(尺八奏者)
本條秀慈郎(三味線奏者)

 箏、尺八、三味線の楽器について、それぞれの楽器の構造や音の特徴をお話しいただきました。さらに、各楽器の演奏をしていただき、その余韻などを味わいました。

予告 2014年度 第12回「新・冬の勉強会」開催!

平成26年12月27日(土)~28日(日)に開催します。
秋にお申し込みを受け付けます。
ONKANウェブネット、季刊「音楽鑑賞教育」誌、メールマガジン等でお知らせします。
オリンピックセンターでの宿泊が可能です(先着順)。

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