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音鑑・夏の勉強会2017 報告

講習会名称 音鑑・夏の勉強会2017 「よりよい授業を求めて」
開催期間 2017年8月18日(金)・19日(土)~20日(日)
会場 松本記念音楽迎賓館(東京都世田谷区)
教員免許状更新講習 選択領域6時間(18日)・選択領域12時間(19日~20日) 認定

8月18日(金) 1日目

 1日目の午前中は、普段なかなか聴くことのできないリコーダーとチェンバロの演奏を、曲目の解説付きで堪能し、その後リコーダーの基本的な奏法について実際に体験しながら学びました。演奏(ミニコンサート)では、本村講師からそれぞれの曲の解説と演奏に使われていたリコーダーの説明を聞き、桒形講師からは最低音部と数字しか書いていない楽譜を見ながら即興でチェンバロを演奏されていたことなどを教えていただきました。
 午後は、グループに分かれてアンサンブル演習と発表会を行いました。講師のアドバイスでガラッと曲想が変わるなど、練習を楽しみながらもリコーダーの表現について学びました。

研修内容
  • 演奏(リコーダー,チェンバロ)/リコーダーの基本的な奏法の解説と演習
  • グループによるアンサンブル演習/グループ発表
講師 藤沢章彦 (東京女子体育大学講師/音鑑理事)
本村睦幸 (リコーダー奏者・指導者)
桒形亜樹子(チェンバロ奏者/東京藝術大学音楽学部講師)


(左)テナーリコーダーのように見えますが、
実はD管のリコーダー(ヴォイスフルート)だそうです。
(右)1本管のリコーダーです。


高い音になるほど息の流量を増やさないとよい音程が取れないので、
自然と上行形はクレシェンドに、
下行形はデクレシェンドになるという基本的な奏法のお話などを聞きました。


4人1グループで練習。
強弱は、同じ部分を吹く人数を減らすことでもつけられるとアドバイスがありました。


アルト二重奏、ソプラノとアルトの二重奏、
約30曲のなかから選曲もグループで行い発表会をしました。

〈アンケートから〉
  • 口と右手親指、左手の中指でまずはバランスをとっていることなど、基本から教えていただいたことは早速授業に取り入れたいと思います。
  • 多く指孔を押さえている音のほうが複雑な音色になることが発見でした。リコーダーの奥深さを知りました。
  • アンサンブルで演奏するときは、他の人の音をしっかり聴くとより良い音楽になるということを子どもたちにも指導していきたいです。

8月19日(土)~20日(日) 2・3日目

 2日目の午前中は「これからの鑑賞領域の指導と評価」についての講義を聞き、午後から3日目にかけては、グループ毎に研修をしました。
 グループ研修では、さまざまな音源や映像を比較しながら鑑賞し、〔共通事項〕を窓口にした楽曲分析の方法、授業のねらいに適した教材を選ぶ方法、指導の流れの考え方や評価の設定の方法などを、講師からアドバイスをもらいながら、グループの先生方と、よりよい授業を求めて考えを深めていきました。

研修内容
  • 講義「これからの鑑賞領域の指導と評価」
  • グループ研修「鑑賞領域の指導と評価の実際」
講師 藤沢章彦 (東京女子体育大学講師/音鑑理事)
萬  司 (拓殖大学北海道短期大学教授)
高道有美子(東京都八王子市立打越中学校主任教諭)
梅宮真里 (福島大学附属小学校教諭)
熊倉佐和子(東京都練馬区立関町北小学校主幹教諭)
中心教材 小学校Aグループ:トルコ行進曲(ベートーヴェン)
小学校Bグループ:ペール・ギュント(グリーグ)
中学校グループ:交響曲第5番(ベートーヴェン)


2日目の冒頭は全員で藤沢講師のお話を聞き、萬講師の講義を受けました。


〔共通事項〕を窓口に楽曲を分析しました。
分析してみると、同じ曲でも選ぶ音源によって特徴が違うことがわかりました。


(左)研修では、講師にアドバイスをもらいます。
(右)グループに分かれて指導の流れを検討します。


〔共通事項〕を窓口に分析した内容を整理します。


(左)勉強会の終わりに向け、題材(学習)の内容を具体的に形にしています。
(右)休憩時間にも講師に対して熱心な質問が。


(左)各グループから研修した内容の報告がありました。
(右)最後に、グループごとに振り返りをし、研修のまとめをします。

〈アンケートから〉
  • 1つの曲について、いろいろな考えをもった先生方と話し合って、授業計画を考えることが、とても楽しかったです。
  • 指導事項・評価規準をもとに授業づくりをしていくという基本的なおさえを忘れがちであったので、改めて視点をもつことができました。
  • 「子どもたちに発見させる喜びを」というお話もありましたが、そういう気付かせる指導をしていかなくてはいけないなと思いました。

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