音鑑主催事業案内・報告

ONKANウェブネット > 音鑑主催事業案内・報告 > 平成25年 第6回 夏の勉強会 報告

平成25年 第6回 音鑑「夏の勉強会」〈教員免許更新講習(選択12時間)認定〉が7月27日(土)~28日(日)に開催されました

 7月27日から28日の2日間、東京・二子玉川の松本記念音楽迎賓館で、第6回音鑑「夏の勉強会」が行われました。
 指定された教材を使って、〔共通事項〕を窓口に楽曲を分析し、指導事項とかかわらせて題材構成、授業展開をグループで考えていきます。単に指導の流れ(学習活動)を作成するのではなく、題材で指導する内容(目標)、題材全体の構成、学習評価を常に意識して授業展開を考え、学習指導要領の内容を具体的にとらえていきます。

研修テーマ

自分なりに音楽を味わって聴く鑑賞領域の指導と評価
~ 教科書掲載の教材をつかって ~

研修の主旨と内容

 「味わって聴く」子どもの姿を具体的に考え、指導展開を考えます。
 〔共通事項〕を支えとして、音楽の構造や特徴、曲想などを感じ取り、音楽に対する自分なりの思いや意図をもって鑑賞する授業の組立て方や評価について具体的に学び、鑑賞領域の学習の考え方を身につけます。

日時 平成25年7月27日(土)~28日(日)
会場 松本記念音楽迎賓館
スケジュール スケジュールpdf
受講者数 小学校教諭27名、中学校教諭6名、計33名
講師・助言者
(五十音順、敬称略)
全体講師 藤沢章彦 (文教大学講師、音鑑理事)
講師・助言者 石井ゆきこ(東京都荒川区立尾久第六小学校主任教諭)
江田 司 (和歌山大学教育学部附属小学校教諭)
勝山幸子 (東京都港区立六本木中学校主任教諭)
河崎秋彦 (茨城県つくば市立二の宮小学校教諭)
館 雅之 (神奈川県横浜市立綱島小学校副校長)

内容

講義「よりよい音楽の授業を目指して」

 音楽学習の中身は何か、教材研究はなぜ必要か等、音楽科の指導者として必要なことを学習指導要領で示されている指導内容や評価をおさえながら、これから研修していく内容に関わらせておさえました。

講義「鑑賞領域の指導と評価」

 学習指導要領に示された指導事項、〔共通事項〕について、主な内容とそのとらえ方、扱い方をおさえました。
 さらに、指導事項や〔共通事項〕に示された内容は、そもそも何のためなのか原点に戻って考え、どのような授業が求められるのか、学習評価の内容とも関わらせて、授業改善の視点について研修しました。

提案「指導と評価の実際」

 楽曲の構造を理解したり、楽曲の特徴や曲想などを感じ取ったり、その背景となる文化・歴史と関連付けて聴いたりする学習とは実際にどのような展開になるのか、その評価についても触れながら、『ノルウェー舞曲第2番』を教材として提案しました。

グループ研修

 4つのグループに別れ、講義や実際例の提案を受けて、鑑賞の授業の組立て方を研修しました。
 本来は指導したい内容があり、それを実現するために教材を選びますが、ここでは時間制限もありますので、あらかじめ教材を指定し、それについて教材研究をするところから研修します。

 まずは、指定教材の教材性について〔共通事項〕を窓口に、子どもたちはどのような音楽を形づくっている要素を聴き取り感じ取ると考えられるのかを明らかにしました。ここでは、音楽を実際に聴いて聴き取れる具体的な内容を挙げていきます。
 次に、指導事項と関わらせながら、題材の目標、題材の評価規準、目標を実現する授業展開(学習内容、学習活動)を考えます。ここでは、活動列記の指導案にならないよう、その活動はどの指導内容を指導することになるのかを確認しながら作ります。

グループ発表

 研修の成果として、楽曲分析から、何を身に付けるのかという題材の目標やそれを授業展開するときのポイントなど、グループ研修で検討した内容を説明や授業ロールプレイによって発表し意見交換しました。

グループ発表のまとめ

 グループ発表で課題となったことなどをおさえ、共通理解しました。

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