音鑑主催事業案内・報告

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平成24年 第5回 音鑑「夏の勉強会」〈教員免許更新講習(選択12時間)認定〉が7月28日(土)~29日(日)に開催されました

 7月28日から29日の2日間、東京・二子玉川の松本記念音楽迎賓館で、第5回音鑑「夏の勉強会」が行われました。
 指定された教材を使って授業展開をグループで考えていきますが、単に指導の流れ(学習活動)を作成するのではなく、題材で指導する内容(目標)、題材全体の構成、学習評価を常に意識して授業展開を考え、学習指導要領の内容を具体的にとらえていきます。

研修テーマ

「自分なりに音楽を味わって聴く鑑賞領域の指導と評価」
~教科書掲載の教材をつかって~

研修の主旨と内容

 あらかじめ準備された「教材」を扱って「味わって聴く」子どもの姿を具体的に考え、指導展開を考えます。〔共通事項〕を支えとして、音楽の構造や特徴、曲想などを感じ取り、音楽に対する自分なりの思いや意図をもって鑑賞する授業の組立て方や評価について具体的に学び、鑑賞領域の学習の考え方を身につけます。

日時 平成24年7月28日(土)~29日(日)
会場 松本記念音楽迎賓館
スケジュール スケジュールpdf
受講者数 小学校教諭27名、中学校教諭10名、計37名
講師・助言者
(五十音順、敬称略)
主講師 川池 聰 (音鑑理事・研究事業主管)
講師・助言者 石井ゆきこ(東京都荒川区立尾久第六小学校主任教諭)
勝山幸子 (東京都港区立六本木中学校主任教諭)
館 雅之 (神奈川県横浜市立綱島小学校副校長)
吉川武彦 (福島県鮫川村立青生野小学校教頭)

内容

講義「自分なりに音楽を味わって聴く鑑賞領域の指導と評価とは」

 学習指導要領で示されている指導内容の構成、鑑賞領域の内容のポイント、音楽科教育が目指している方向について、これから研修していく内容に関わらせておさえました。

講義「鑑賞領域の指導と評価」

 学習指導要領に示された指導事項、〔共通事項〕について、主な内容とそのとらえ方、扱い方をおさえました。
 さらに、指導事項や〔共通事項〕に示された内容は、そもそも何のためなのか原点に戻って考え、どのような授業が求められるのか、学習評価の内容とも関わらせて、授業改善の視点について研修しました。

提案「指導と評価の実際」

 楽曲の構造を理解したり、楽曲の特徴や曲想などを感じ取ったり、その背景となる文化・歴史と関連付けて聴いたりする学習とその評価について、『ノルウェー舞曲第2番』を教材として提案しました。

グループ研修

 4つのグループに別れ、講義や実践例の提案を受けて、鑑賞の授業の組立て方を研修しました。
 本来は指導したい内容があり、それを実現するために教材を選びますが、ここでは時間制限もありますので、あらかじめ教材を指定し、それについて教材研究をするところから研修します。

 まずは、指定教材の教材性について〔共通事項〕を手がかりに、どのような音楽を形づくっている要素を子どもたちは聴き取り、感じ取るのかを明らかにしました。ここでは、音楽を実際に聴いて聴き取れる〔共通事項〕の具体的な内容を挙げていきます。
 次に、題材の目標、題材の評価規準と関連させながら、目標を実現する授業展開(学習内容、学習活動)を考えます。ここでは、活動列記の指導案にならないよう、その活動は学習指導要領のどの内容を指導することになるのかを確認しながら作ります。

グループ 学年 教材
A 小学校 高学年 『待ちぼうけ』(山田耕筰)pdf
B 小学校 中学年 『鐘』(ビゼー)pdf
C 小学校 低学年 『シンコペーテッド・クロック』(アンダソン)pdf
D 中学校 第1学年 『春』(ヴィヴァルディ)pdf
グループ発表

 研修の成果として、教材を使って何を身に付けるかという題材の目標やそれを授業展開するときのポイントなど、グループ研修で検討した内容を説明や授業ロールプレイによって発表し意見交換しました。

グループ発表のまとめ

 グループ発表で課題となったことなどをおさえ、共通理解しました。

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