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【ICT活用ノウハウ】Windows Media Player を使って音楽をパソコンに取り込もう

 音楽科の授業では、CDを再生して子どもたちに音楽を聴かせる場面が頻繁にあります。パソコンを使ってCDを再生すると、教師がオーディオ装置まで往復することなく手元で操作できるために、子どもたちの集中を途切れさせないなど様々な効果が期待できます。さらに、CDの音楽をあらかじめパソコンのハードディスクに取り込んでおくことで、CDの入れ替えなどの操作が不要になり、よりスムーズな授業を行なうことが可能になります。
 今回は、「Windows Media® Player」を使って、CDの音楽をパソコンに取り込む方法をご紹介します。

※以下の操作は、Windows® XP Service Pack2、Windows Media Player 11 を使用しており、OS、ソフトウェアのバージョンが異なると、操作方法が異なる場合や、ここでご紹介する機能自体が無い場合があります。最新の Windows Media Player は、Microsoft 社のホームページからダウンロードすることができます。「Windows Media Player」で検索してみてください。
※ご利用の環境によっては、メニューやボタンの表示・位置など画面構成が異なる場合があります。
※複製防止技術が施された一部のCDはパソコンに取り込めない場合があります。
※CDをパソコンに取り込む際は、著作権法第35条の規定にご留意ください。「第三十五条 学校その他の教育機関(営利を目的として設置されているものを除く。)において教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における使用に供することを目的とする場合には、必要と認められる限度において、公表された著作物を複製することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びにその複製の部数及び態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。」詳しくは、日本音楽著作権協会ホームページをご覧ください。

CDを取り込むファイル形式を設定する

 Windows Media Player を起動します。

 Windows Media Player ONKANスキンをご利用の方は、画面右上、右から2番目の[スキンモード終了]ボタンをクリックして、スキンモードを終了しておきます。

 まずは、CDを取り込むファイル形式を設定しましょう。タスクバーで何も表示されていない場所([プレイビュー]タブの左側の領域など)、または再生コントロールの左右の何も表示されていない場所を右クリックし、[ツール]→[オプション]をクリックします。

 「オプション」画面が表示されます。[音楽の取り込み]タブをクリックし、「取り込みの設定」枠内の「形式」から「WAV(無損失)」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

※ここでは音質の劣化が無い「WAV(無損失)」形式を選択していますが、この形式はファイルサイズが大きくなってしまい、たくさんの音楽をパソコンに取り込むとハードディスク容量を圧迫する可能性があります。状況に応じて、「Windows Media オーディオ ロスレス」など他の形式もお試しください。

CDを取り込む

 タスクバーから[取り込み]タブをクリックします。

 パソコンのCDドライブに、CDを挿入します。画面に、CDのトラック(曲目)一覧が表示されます。
 トラック一覧の左側にあるチェックボックスをクリックして、取り込むトラックのみにチェックが入るように設定します。ここではトラック1のみ取り込みます。
 画面右下の[取り込み開始]ボタンをクリックすると、取り込みが始まります。取り込み中は、「取り込み状態」欄に進捗状況が表示されます。

※取り込みに要する時間は、曲の長さ、パソコンの性能により大きく異なります。

 取り込みが終了しましたら、CDをCDドライブから取り出しましょう。

 パソコンをインターネットに接続している場合、CDをCDドライブに挿入すると、自動的に曲名などの情報を取得します。インターネットに接続していない場合や、何らかの原因で情報を取得できない場合は以下のメッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。

取り込んだ音楽を授業支援ツールで提示するには…

 取り込んだ音楽を、音鑑「授業支援ツール」の教材ボックスに入れて、授業で子どもたちに提示することができます。
 タスクバーから[ライブラリ]タブをクリックすると、先ほど取り込んだトラックが追加されています。トラックを右クリックし、[ファイルの場所を開く]をクリックすると、取り込んだWAVファイルが表示されます。

 このWAVファイルを教材ボックスに入れます。

※授業支援ツールのダウンロード方法、教材ボックスに音楽ファイルなど教材ファイルを取り込む方法はこちらを、提示方法はこちらをご覧ください。


 Windows Media Player は、CDを取り込むだけでなく、取り込んだ音楽の管理など様々な活用が可能です。詳しくはヘルプをご覧ください。タスクバーで何も表示されていない場所、または再生コントロールの左右の何も表示されていない場所を右クリックし、[ ヘルプ] →[Windows Media Player ヘルプ]をクリックします。

 Windows Media Player ONKANスキンをご利用の方は、タスクバーで何も表示されていない場所、または再生コントロールの左右の何も表示されていない場所を右クリックし、[表示]→[スキンモード]をクリックすると、ONKANスキン画面に戻すことができます。

 CDの取り込みや、取り込んだ音楽の管理は、Windows Media Player 以外にも様々なソフトウェアが開発されています(例えばiPod®に音楽を取り込み際に使用する Apple 社製ソフトウェア「iTunes®」なども同様の機能をもっています)。一番使い慣れたソフトウェアをご利用ください。


※Windows Media 及び Windows は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※iPod および iTunes は、米国および他の国々で登録された Apple Inc. の商標です。

(音鑑事務局 林田壮平)

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